五文型って聞いたことありますよね?なんともまぁ、面倒くさい事この上無いんですが、英語圏でノリと雰囲気で生きてきた人にとって、この文型という物は理解の外にあることが多々あります。

『んー、言ってることはわかるんだけど、気にしなくてよくね?』みたいな?

それこそ、高校時代から英語に慣れ親しみ、現在はネイティブ並と言われる英語力を持つ人であっても、文型?いるのそれ?美味しいの?って人が居るのは事実。一概に英語が喋れる人と言っても、意識の仕方は人それぞれなのをかれこれ6年、カナダに住んでみて知りました。

んじゃぁ、僕はどうかと言えば、21歳からカナダに住み、曜日も言えないような段階からとりあえず英語に慣れ親しみ、適当に1年くらい住めば生活一般の英語レベルならなんとかなるようになるんです。

…なるんですが、僕の場合はそれが限界でした。どんな限界だったかはこっちに書いたので、参考までに聞いてみたい方は読んでみてください。

で、今日話たいのはそういうノリ良すぎで英語なんて感覚で身につけちゃう人のお話では無くて、日本人らしく文型や理屈を頼りに自分の文章を作って行く人のタイプ。この手のタイプは、本当にいつまで経っても頭で文章を作って口にする。ただし、なれると信じられないスピードでその肯定を踏む人たちのお話。

『自分は感覚派だ!』みたいな事言いつつ、実はちゃんと理屈を元に英語を学んだ方が成長高そうな人とかも居ますしね。

そういう人って、例えば文型を学ぼうと言っても非常に困惑する、面倒くさがる、文型とか理屈とか学ぶくらいなら、単語数千個覚えて口にしたほうが早いと思ってるけど、それは正直人によると思います。

というわけで、今日は、そんな『文型?なにそれ美味しいの?』な人に勝手にオススメする、「文型がどーのとか面倒くさい事考える前に、とりあえず第二、第三文型から初めてみては?」ってお話をモモセ先生のお話を元に書いてみたいと思います!

 

世の中の『会話』の多くは第二か第三文型

早速ですが、 英語学習者の間では非常に話題に挙がりやすい『Friends』に出てくる英語をちょっと拝借して、例えてみましょう。例えば、以下はFriendsのシーズン1の第一話の冒頭シーンの会話です。

http://vimeo.com/39817528

Monica: There is nothing to tell. It's just some guy I work with.

Joey: Come on. You are going out with a guy. There's gonna be something wrong with him?

Chandler: All right Joey, be nice. So does he have a hump? A hump and a hairpiece?

Phoebe: Wait, does he eat chalk?

・・・・・

Phoebe: Just, 'cause, I don't want her to go through what I went through with Carl- oh!

Monica: Okay, everybody relax. This is not even a date. It's just two people going out to dinner and- not having sex.

Chandler: Sounds like a date to me.

これを5文型に分けてみましょう。

 

5文型に直してみる

Monica: There is nothing to tell.(1文型) It's just some guy I work with.(2文型

Joey: Come on. You are going out with a guy.(1文型) There's gonna be something wrong with him?(1文型)

Chandler: All right Joey, be nice. So does he have a hump?(3文型) A hump and a hairpiece?

Phoebe: Wait, does he eat chalk?(3文型

・・・・・

Phoebe: Just, 'cause, I don't want her to go through what I went through with Carl- oh!(5文型)

Monica: Okay, everybody relax. This is not even a date.(2文型) It's just two people going out to dinner and- not having sex.(2文型

Chandler: Sounds like a date to me.(1文型)※sounds like 〜とか、ぶっちゃけ第三っぽい口語だけども…

 

わかりますかね?第二か第三文型の出現頻度高くないですか?

文型って、その呼び名から第一から勉強して、第二、第三、第四、第五と順番に勉強していきますが、もっとも頻繁に日常会話で飛び交うのは間違いなく第二と第三。

もちろん、参考書などをベースにそのまま文型を順番通りに覚えていき、問題を解いてとこれまで通りの道のりをたどってももちろん良いと思いますが、中には僕と同じように「文型?僕はとりあえず喋りたいんだ!理屈じゃないんだ!」みたいな考えの人も結構多いと思うので、第二、第三から勉強して行った上で『おぉ!一杯使われてるじゃないか!』みたいな感動を覚えたあとに、他の文型を覚えていくっていうような流れでも僕は良いと思うんです。

少なくとも、「文型から会話への応用」という面で、一番近しいのはこの2つだと思いますしね。そういう所からやる気を出す人も、僕は少なくないんじゃないかと思うんわけですよ。

というわけで、ここからは一応このブログではTOEICの話も書いた方がいいかなと思うので、ちょっと第二文型の事について勉強して行きましょう!(第三はまた別でやりますっ)

 

SVC:第二文型

  • Sは主語
  • Vは動詞
  • Cは補語

そういう覚え方をしている人が多いと思います。

S、Vの説明はいりませんね。問題は大いにCにあると思います。補語ってなんやみたいな…

これも結局は簡単で、補語とは言葉の通り補う言葉。つまり主語がどういう物なのかを説明する役割を持っている言葉になります。つまり補語はあくまでも主語の説明なので、ここでは全て主語と補語はイコールで結ばれなければならないですね。

『S=Cだ!』なんて、もはや参考書ではよくみる形だと思います!

先に説明だけしてしまうのであれば、つまり補語になりえるのは形容詞か名詞の形になる物だけという事になります!

 

例文1

新しい社長は相当厳しい

The new president is really strict.

これを分解すれば

The new president [S] + is [V] + really strict. [C]

という形ですね。やっぱり『Cってなんやねんっ』て思う人はまだ多いと思います!

でも、これはTOEICを勉強しだした頃、先生によく言われたことですが、この『is』のようなbe動詞と呼ばれるもの、この存在に頭を抱える人も多いと思いますが、基本的にbe動詞って奴が来た時は大体この第二文型であることがほぼ100%だったりします。

だから例えば、TOEICの問題なんかで。

The Oliveira Dining Guide, an online directory of restaurants, is ———— by cuisine type, price range, and location.

(A) search

(B) searcher

(C) searches

(D) searchable

などの問題があれば、もうどんだけ長ったらしい文章が目の前にこようが、空欄の前が『is』とbe動詞が来ているので、これはラッキー問題となるわけです。なぜなら、先ほども書いたようbe動詞が来たからその後に来るのはC(つまりは形容詞)だと分かっているからですね。

こういった問題であれば、もう迷うことなく答えは(D)となります。なぜ迷わなかったかは、以下の記事に書いたよう、接尾辞という部分を見ていたからですね。

『もしかして接尾辞を知らずに英語勉強してない?!』接尾辞はとりあえず全部覚ときましょのお話

 

例文2

面接に緊張して、お腹を壊してしまった。

I got nervous at the interview, and I had a stomachache.

これもとりあえず分解すると

I [S] got [V] nervous [C] (at the interview, and I had a stomachache.)

となります。

※()でくくった文は副詞句と呼ばれるような物なので、ちょっと別でやります!

そして、お気づきかもしれませんが、この場合はbe動詞ではありませんが、第二文型の形を取っています。もうここで頭こんがらがる人も多いと思うのですが、これも要するにbe動詞以外で主語=補語の形になり得る動詞があるというだけの話し、その動詞の種類だけ覚えてしまえば良いのです!

で、その種類も実はそんなに多くない。

〜になる

  • become
  • get
  • grow
  • turn
  • go

〜に見える

  • look
  • seem

〜のままでいる

  • keep
  • remain
  • stay

感じるとかそういうの

  • sound
  • smell
  • taste
  • feel

その他

  • prove

とりあえず、知っている限りでこれだけ!

例えば、先ほどの例文の『get』なら、「お腹が痛くなった」を表現するためにgetを使い、それ以外にも例えば、「暗くなってきている」なら、『It is getting dark』だろうし、なんかそんな感じ。

TOEICのノリなら、例えばbe動詞の後ろが空白だととりあえず補語(主に形容詞)かなと思いますが、上のいずれかの動詞の後ろが空いても、『むむっ、もしかして第二文型の補語が来るのかっ!』と怪しむって感じですね。

 

というわけで、ここまでがすごく簡単な第二文型のお話でした!

be動詞が来る場合 例:The new staff is efficient.

be動詞以外の第二文型になり得る動詞が来る場合 例:The kept silent.

TOEICに関して言うなら、この2つについて覚えておこうってノリですね!

しかし、TOEICに限らず、英語マジさっぱりって状況から、第二と第三文型をマスターしたら、それこそ自分で作れる文章の種類に幅が出来た事を感じる事があったりするので、かなり個人的な主観も入ってるかもしれませんが、是非とりあえず話し言葉に活かしたい!みたいな人は、まず第二、第三から勉強されても良いかもしれませんね!

以上、それでは皆さん良き第二文型ライフを〜!