こんにちは、セナです。今日は僕が通った99というTOEICの専門学校の卒業生にインタビューして、色々とお話を聞くことができたので、それを共有したいと思っています。

でも、その前に、皆さんは何のためのTOEICを勉強するのかを考えたことはあるでしょうか?

僕は既にカナダに住んで5年間、ずっとWEBデザインという仕事に就いて来て、英語第一言語の国に居る経験があった上で思うのですが、皆さん、ぶっちゃけ”英語力”ってとりあえず一括りにしてませんか?

先月のお話ですが、日本から友人が来てカナダのレストランと観光地に連れていく事になりました。そこで単純に、『Can I order?』と口にし『What kind of beer do you have?』と聞いたのですが、日本から来た友人はたったのそれだけで「すごーい!英語話してる〜!かっこいい〜!」と言ってくれるのです。

いや〜、日本の英語に対する免疫の無さって素晴らしいですねと思いました。だってこれだけ喋っただけで『英語が喋れる人』のレッテルを貼ってもらえるんですから嬉しいものです。しかーし、TOEICのスコアを取りたい皆さんは少なくともそのレベルを目指しているわけではありませんよね?スコアを取って、それを何に使うのか。仕事じゃないですか

別にレストランで食い物をオーダー出来たから仕事が出来るわけじゃないんです。ビジネスの上で使える英語を身につけるのであれば、そんなどうでもいい自己満足に浸っていてはダメなんじゃないかなと思います。

しかし、残念ながら最近TOEICを勉強する人の大半は、『とりあえずスコア取りに行く』で満足してる人って凄く多いですよね?勿体無くないですか?折角必死こいて勉強して、TOEIC900点持ってるのに仕事に活かせていない日本人が続々完成されていくのが目に浮かぶようで悲しいと僕は思っています。

そこで、本題なのですが先日インタビューさせて頂いた竹内さんという方のお話しを今日はご紹介させて頂きましょう。竹内さんはTOEICの勉強を通して英語を学び、そして日本で貿易会社の仕事を得て英語をバリバリ活用し仕事をしている人の一人ですが、英語が喋れるという実感が無かった竹内さんがTOEICという勉強を得て一体自分の英語力にどういった変化を感じて来たのか、そしてどう仕事に役立てて来たのか。そのお話をちょっと聞くことが出来ればと考えています。

僕もそうですが、TOEICを得て自分の英語力が変わったと感じる瞬間は非常に嬉しい物です。自分の英語がまた一つ上のレベルに到達出来たと思える瞬間です。なぜ皆さんがTOEICを勉強するのか。今日ご紹介する竹内さんのお話は、その理由をもう一度考えるキッカケになってくれるかもしれません!

 

TOEICを勉強する前の自分の英語について

一般的に言われているのは、大卒者平均で450点前後のようですが、私は文学部卒で、しかも、大学入試は国語(古典)と日本史を選択するほどの典型的な文系でした。TOEICの学校の入校テストのときは、すでにバンクーバー滞在歴1年でしたが、500点はなかったような気がします。他のスクールで模擬試験を受けた時も、520点くらいだったと思います。バンクーバー滞在中は、日系のフリーペーパーを発行する会社で、バイトをしていましたので、そこでもほとんど英語を使うことがありませんでした。1年間の滞在中は、9か月くらいホームステイをして、毎日英語に触れる生活を努めてしていたのですが、自分の英語力に自信がないため、ただリスリングだけをする程度でした。

 

TOEICの勉強を通して自分の英語力が変わった実感はあったか

TOEICの学校に通っている3か月間は、とにかく授業の内容を吸収して、TOEICの出題傾向に慣れることに精いっぱいでしたので、自分の英語力アップの実感は、毎週金曜日に実施される模擬試験のスコアでしか実感することができませんでした。学校で5時間授業を受けて、往復の通学時は、TOEICの学校が貸し出してくれたMP3で、ずっとリスニング力アップのための教材を聞いていました。帰宅後は、毎日さらに5時間近く勉強をしていました。朝は朝食前に1時間勉強していました。1日平均10時間、週末も同じくらいやっていました。当時は、英語力の変化は、スコアで表れるだけで、とりあえずは良いと思っていましたので、TOEICの勉強が直接自分の英語力を変えた実感というのはあまり感じませんでしたね。なんとなくですが、どっかで基礎固めしない限り、英語が活用できないということがわかっていて、今はその時期なのだと思っていたと思います。

 

TOEICの勉強は今の仕事にどう役に立っているか

20代は出版系で働いていたのですが、帰国後は英語を使った仕事に就くために、これまでのキャリアを全部捨てました。そのため、俗にいうオフィスワーク、も未経験、英語を仕事で使うのも未経験、ということで、仕事探しにかなり苦労しました。いろんな派遣会社や人材紹介会社へ行き、相談したところ、「英語を使った仕事をしたい人は、たくさんいる」「あなたのスコアがあっても、実務経験がなければ、600点で実務経験のある人の方がよっぽど使える」と、厳しい現実をつきつけられました。

とにかく英語を使った仕事の実務経験を積むために、まずは派遣で、ありとあらゆるオフィスワークを経験してみることにしました。最初は、大手電機メーカーで、ユーザーマニュアルを英語で製作し、多言語に展開する仕事に就きました。ユーザーマニュアルなので、それ自体は英語が容易に感じました。各国の現地担当者とはメールのみのやりとりでした。仕事で英語を使うのは初めての経験でしたが、「大変!」という感じはなかったです。今思うと、TOEICの勉強で基礎固めをしていたからかもしれません。

その後、派遣で、国際特許事務所で、外国出願にかかわる事務の仕事に就きました。ここで、やっと、「TOEICを勉強しておいてよかったー!」と思うことが日々ありました。英語の特許用語は、さすがに特殊でしたが、海外各国の特許事務所から届くレターは、非常に硬い文章ばかりでしたが、そこには、TOEICの勉強で習得した単語がいくつも出てきて、「TOEICはやっぱり、ビジネス英語に直結する」と実感しました。特に、百瀬先生の単語テストに出てくる単語を必死で覚えていて良かった、と実感することが多かったです。TOEICを勉強していなかったら、ここでの仕事は無理だったと思います。その後、派遣で、大手電機メーカーで、海外Webサイトの運営アシスタントの仕事に就きました。各国の担当者とメールのやりとりがメインで、時々、各国担当者向けにシステムの使い方やサイトの更新の仕方、編集アプリの使い方などの英文マニュアル作成などもしておりました。このころには、もうメールでのやりとりには苦労することがほとんどなくなりました。こちらの社員の皆様は、海外出張が非常に多いため、私の派遣先チームでは、週に1度のチーム会は、英語で行っておりました。自分以外は、ネイティブレベルの英語を話される方々ばかりでしたので、ここでは、TOEICのリスニング教材でしっかりリンキングに慣れていたことがとても助けとなりました。

TOEIC

↑覚えて来た単語カードの山・・・

5年近く準備期間はかかってしまいましたが、今年、やっと貿易会社に正社員として就職することができました。この会社に内定をいただくまでも、たくさんの会社の入社試験を受けたのですが、自分が思うような会社の正社員で内定をいただけることはなかなかありませんでした。それでも、ただ1つだけ、誇れると思うことは、書類選考が通過して、1次試験で英語の筆記試験のあった会社では、2次試験に進めなかったことはありませんでした。英会話力はそこまで高くないと自分ではわかっているのですが、筆記試験では、しっかりとTOEICの勉強で基礎固めをしたことが、今でも活きているのだと実感できます。3か月間、集中して、TOEICに取り組み、身に着けた力が、ここまで継続して、自分の財産になっているということが、とても嬉しく思います。一度身に着けた力を信じて、これからも、どんどん使っていきたいと思います。今の職場では、新たに貿易英語を覚える必要があり、新鮮な毎日ですが、毎日数本は海外から電話がかかってくるので、その取次などで、会話力を伸ばしていきたいと思っています。正直、会話力は自信がありませんが、でも、TOEICの学校で3か月間TOEICを勉強したという経験があるので、不安はありません。

 

これからTOEICを勉強する人たちに向けて何かアドバイス

英語を使った仕事をしたいと考えているなら、必ず一度はしっかりとTOEICを勉強しておいて損はないと思います。恥ずかしくない英語を使いたいならなおさらです。確かに、900点あっても、英会話があまり上手でない人もいますし、600点しかなくても、ペラペラ話せる人もいます。私も、会話力はあまりないので、偉そうなことは何も言えないのですが、友達同士の会話で使う英語と、ビジネスシーンで使われる英語はやっぱり違うと思います。何よりも、語彙力に関しては、大きな開きがあると思います。TOEICをしっかり勉強すれば、その違いもはっきりわかるようになると思います。TOEICを勉強する前は、ペラペラと英語を話しているのを見ると、単純に「いいなー」「うらやましいなー」と思っていましたが、自分が少し勉強してみると、そのペラペラの中にも、大きな違いがあることに気付けるようになりました。

また、先日、5年ぶりにバンクーバーへ戻ってきたのですが、自分の英語力が飛躍的に伸びているのを実感することができました。TOEICの学校を卒業して、すぐ帰国してしまったので、当時は、あまり実感できなかったのですが、確実に5年前の自分と違っていました。何度も書いていますが、仕事では、英会話をあまり使う機会はなかったのですが、今回の滞在では、集中しなくても英語が自然に耳に入ってきて、自分でも少し驚きました。この時に、本当の意味で、TOEICを必死で勉強した効果を実感したかもしれません(笑)。

 

 

以上、いかがでしたでしょうか?

TOEICという『勉強』が一体実際の仕事にどう役だってきたのかを知ることが出来る貴重な体験談だったんじゃないかなと思いますし、実際に『英語』という言葉を使って仕事に活かしている人の話しを聞く機会自体、少ない人も多いのではないでしょうか?

よく僕の友人も言いますが「TOEICを勉強するぞ!」・・・うん、良い事です。是非頑張って欲しいと思います。しかし、大抵の方は挫折するか、適当な英語を喋れるようになった段階で『TOEICなんか意味ねーよ』と批判派に周るかのどちらかの人が多いと思いますが、違うんです。TOEICを意味ある物にするのか、それとも意味の無い物に変えてしまうのか。それは何時だって勉強する皆さん次第なんです!

これからも860点行くまで辞めないブログでは、僕を含めたTOEICを勉強したことによって何がどう変わっていったのか、どしどしご紹介させて頂ければと思います!

それでは皆さん、良きTOEICライフを〜!